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中国香港の基本情報

まずは、中国香港の位置から。





香港全体図







日本から香港の地図

 

 


今回は、台湾から香港への移動だったので、フライト時間は約1時間位でした。

新千歳空港~羽田空港と同じくらいの時間軸です。台湾からはとっても近いです。

1時間に1便フライトが有るので、行き来はとても多いようです。

 


香港を訪れる前は『香港は香港』という見方をしておりましたが、

訪れてすぐに分かりました、あっこれはもう『中国香港』であるとすぐに察知しました。

ちょうど、10月は国慶節ということもありましたが、街並みに『中国建国おめでとう』という垂れ幕も多く目が付きました。

また、私は中国語が分かるので、公共機関のアナウンスの優先順位が広東語→中国語→英語の順番でした。







こちらは、ホテルでのテレビ番組です。これは中国の公共放送です。





結構衝撃だったのが、タクシーのレシートですね。




広東語は繁体字(台湾と同じ)です。しかし、これは簡体字(中国の普通語文字)です。

しかも英語の前に簡体字が来ているので、中国語が優先されています。





初めての香港なので、色々と気付きも多いです。

まず、驚いたのがエスカレーターの速度が速い!!

これは日本の二倍くらいあるんじゃないかな?初めての香港でのエスカレーターが

下りだったので、ちょっと怖かった・・・


そして、エスカレーター、信号機のカタカタカタカタ!!

って音がうるさい!

なんだか急かされているようで、とっても慣れません。個人的には嫌いです。



参考 YOUTUBE(香港のエスカレーター早い)

https://www.youtube.com/watch?v=_3lqv9OhVJI



台湾も香港もエスカレーターは右側です。

日本の関西のようですね。



香港は人口が741万人で面積は札幌市と同じくらいというので、

札幌の人口の3.5倍くらいかーとは思いながらも、個人的に思ったのは

東京より人が常に密集しているようなイメージが有りました。

なので、毎日、毎時が日曜日!みたいな人の多さです。

それだけ活発な印象を受けます。





そして、建物がいずれも30階以上のタワーマンションばかりで、さらに道路の道幅も

とっても狭いので、本当に建物の圧力を感じます。








これらは商業施設です。商業施設もまたとっても高層です。

そして、とにかくデカい!












中国香港は夜景がとても綺麗と聞いていましたが、滞在期間中はずっと

大雨でした。その為、辛うじて撮れた1枚がたったのこれだけ。









今回訪れた場所というのは、日本語で言うとこれらのエリアです。







1,コーズウェイベイ(香港島)

2,セントラル(香港島)

3,チムサーチョイ(大陸)

4,モンコック(大陸)







香港島から大陸までは地下鉄があり、海底トンネルを通り5分位ですぐ着きます。

近代的な感じばかりの印象もありましたが、ふと目をやると昔ながらの光景も

目にする事ができました。






これも結構衝撃でしたが、工事現場の足場が竹でした 笑

これ、強風とかで吹っ飛ばないのかな・・ってすっごく心配になりました。

現地駐在の日本人によると、「香港名物」だそうです。




香港の通貨は香港ドルです。現時点のレートは1香港ドル=19円です。

円安が相当やばいな!と感じました。

日本の有名な『爽健美茶』は1300円でした・・・

ビールは1杯約1,600円と・・・

外国で円を使ったり、自社の貿易事業では、為替面が重要になるので、

為替レートは常に意識をしていますが、外国に行くと本当に円安のやばさを痛感します。

大丈夫か?日本・・・と本当に心配になります。














香港は以前、イギリスだったという事もあり、このような文化も残っています。

G』がロビーです。その上に1F,3F

つまりGが1階、1Fは実質2Fという事です。

面白いです。


















今回、初めて中国香港を訪れました。

同じ中華圏とは言いながらも、台湾とは全然違う市場や価値観なのかな?と感じました。


よく、日本企業は言います『香港進出して、次は中国だ』と。しかしながら、

そのハードルの高さ、それを意識しての香港でのビジネスの難しさなどもとても感じました。

政治面はもちろん、香港人のアイデンティティや価値観、本当に様々な事が

複雑に入り組んでいるなといった印象です。


上述しましたが、台湾と香港は飛行機で1時間程度という近さなので、商圏として考えれば、

台湾でのビジネスを次は香港に関連させるというのは1つの考えかと思います。


中国大陸へのビジネスは、これらとはまた別に考えた方が良さそうです。

そして、地図で見てみると香港を中心に考えてみると、東南アジアの国々が既に

もう直ぐそこにあるというのがよく分かりますね。



とても印象的だった出来事が、タクシーの運転手さんとの会話です。

タクシーで広東語の素敵なメロディーの歌が流れていました。

私は中国語で話します。運転手さんは片言の中国語です。


私『これは、香港の歌手?良い歌ですね』


運転手さん『そうだ、あなたは中国人か?台湾人か?』


私『日本人です、仕事でよく台湾にいくので中国語(普通語)が話ますよ』


運転手さん『あなたは羨ましいなー。私は広東語しか話せないから、今から中国語(普通語)を勉強するのが難しい』


もらったレシートを見ると、上述したように簡体字のレシート。

現在の、中国香港の国語は①広東語、②中国語(普通語)です。以前は②が英語でした。


とは言いながらも、街中で英語はバンバン聞こえるし、

私も英語で道を尋ねられるし・・とまだまだ英語も多いのも印象的です。


香港で中国語(普通語)が通じるのが、今回の出張を通して体感することが出来たので、

将来的な自社の方針としても台湾+香港というのは1つで長期的に捉えてみれそうだなと

感じることができました。




  


    

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