韓国の食文化

韓国の食文化について、気が付いたことを書いてみたいと思います。 

韓国人の友人によると、韓国では5歳くらいの頃から辛みの少ないキムチを徐々に 

食べ始めるそうです。 

日本で言うと納豆と同じくらいとても身近だと思います。 

しかし、納豆とキムチの違いは、キムチの場合は『毎食出てくる存在』というのが 

ふさわしいかもしれません。 

朝キムチ、昼キムチ、夜キムチ、夜食にキムチ・・・キムチキムチキムチ。 

何にでもキムチが入るのでは！？と思ってしまうほど、本当にキムチだらけです。 

また、キムチだけではなく、見た目が赤い料理が本当に多いです。

こういうのは唐辛子を使用している料理と言えばいいのでしょうか？

まず、訪れた1つ目のお店は、ビビン麺専門店でした。たまたま見つけて入店しました。

こんな感じです。 

このメイン料理が出てくる前に、キムチ＆カクテキが出てきます。

ちなみにメニュー表はこんな感じです。

見てるだけで辛そうに感じますが、中辛くらいです。 

この日は、餃子もあるよということで、韓国中華というのも存在するそうです。 

韓国の餃子はこちら。 

右側はキムチ餃子！ 

そして、付けタレもよくよく見ると唐辛子が入ってます！ 

ちなみに、こちらのビビン麺の麺ですが、なんと『蕎麦』でした。 

お店の方に聞くと、『韓国でも蕎麦はこのようにたくさん食べるよ！』とのこと。 

その後、スーパーマーケットに行ってみると、確かに韓国メーカーの作る蕎麦の乾麺が 

幾つも売っていました。これには驚きました。 

日常的に蕎麦を食べる習慣が韓国にはあるようです。 

続いて、この日の夜は、コムタンスープ屋さんに訪れました。 

このお店でも最初にまずはキムチね！という感じで出されます。 

こんな感じで器に入って、自分で食べる分だけ取ります。 

ある程度取るとお店の人がキムチを下げてくれます。 

そして、無くなるとまた再びキムチの器を持ってきてくれます。 

日本で言うと牛丼の紅ショウガでしょうか？またちょっと違うかな・・ 

キムチは発酵食品なので、ガスが発生するのでキムチを日本に持ち帰る際には 

注意が必要です。また、温度管理も大変です。 

今回、ここのお店がたまたま宿泊先のすぐ近くというのと、保冷袋も持ってきていたので、 

コンビニで1kgの氷を買って、日本に持ち帰りました。 

きちんと保冷されていました。しかし、時期が夏だとちょっと危険かも。 

購入したキムチが白菜キムチだと購入しましたが、 

なんとホタルイカ入りのキムチ（キムチと言うのか？）でした！ 

ですが、これは絶品でした。また、次回ソウルに行く機会があり、 

タイミングが合えば、これは是非また買って帰りたい逸品でした。 

翌日の夜はBBQスタイルの焼肉店での食事でした。 

赤いのはスープです。うっすら辛いです。 

とにかく赤い食べ物がたくさんです。 

黒豚の炭焼きです。 

隣のぐつぐつ煮だっているのはスープです。 

これが辛いのですが、めちゃくちゃ美味しかったです。 

奥の赤いのは付けダレです。もう何もかもが辛い料理。 

最初は塩で付けて食べてねということで、唐辛子入りもあるから 

美味しいよとの事で、お皿はこんな感じです。 

続いて出てきた豚肉は、ソースのかかったタイプの 

味付け？豚肉のような感じです。 

見るだけでめちゃくちゃ辛そうですが、思ったほどは辛くないです。

少し辛いですが、これもクセになる味。 

とっても美味しかったです。 

はい、続いてはキムチ炒飯です！ 

これはやや辛めでしたが、最高に美味しかったです。 

このように料理はほぼ全部と言っていいほど、辛い料理でした。 

でも、私は辛いのが日常的に好きなわけでもなく、 

カレーは甘口か中辛ですし、辛いのを特に好まないタイプですが、 

そのような人間が食べてもこれらの料理は最高だと思いました。 

なので、さらに辛い料理が好きな方が、私の食べた料理を食べると これはきっと感激レベルでしょう。

私ももちろん感激したので、 韓国料理にハマりそうです。日本でもこのようなお店があるとドはまりしそうです。 

この日の最後の〆は、『さっぱり素麺でいきましょう！』というので、 

素麺が登場です！ 

やっぱり、おまえもいるのかー！！！ 

予想はしてましたが、やっぱりキムチが入ってました　笑 

本当にキムチ好きだなー！！って心から思えた、この日の〆のキムチ素麺でしたね！ 

また、韓国料理店では、器や箸なんかも独特で箸は平たくて、最初は使いづらかったのですが、 

慣れてくると『これは便利だなー』と思う事もしばしばありました。 

韓国にはスターバックスが日本と同じだけの店舗数があります。 

人口は日本の半分以下です。 

この店舗数には驚きです。 

パン屋さんも非常に多い印象を持ちました。 

基本的な韓国料理の食文化はまだまだ奥深そうです。 

今回ご紹介出来たのは、ほんのごく一部の韓国の食文化です。 

掘り下げてみるともっともっと興味深く、また日本との共通点なんかも見えてくるかもですね。