

2025年2月21日
好好台湾〜高雄市〜
今回は、台湾高雄(たかお)市について紹介したいと思います。
台湾の首都は台北市、第二の都市は台中市と言われたり、
高雄市と言われたりですが、
私個人的には台湾第二の都市は『高雄市』と答えます。
今回は、高雄市政府の公式資料を基に掘り下げていきたいと思います。

高雄市は台湾南部に位置しており、海があり山もあります。
高雄港は貿易港にもなっており、台湾で2番目の大きな港です。
昔は、アジア最大のハブ港になっていたこともあるそうです。
高雄市の南部には国際空港もあり、
2030年に向けて新たな滑走路を建築中です。

高雄市の北部には台湾最大のアリーナがあり、
確か6万人くらいの収容可能です。
なので、様々な国アーティストの世界ツアーでは高雄にほぼ訪れます。
この数年私が知っているだけでも彼らは高雄でコンサートを開催しています。
Coldplay、エドシーラン、Black pink、
ONE OK ROCK などがコンサートを 開催したと聞けば、
国際的な街の一つとして捉えられているというのが よく分かると思います。
もちろん、台北市にはここまでの大規模な大型アリーナがないというのもあるのですが、
現状台湾国内でも高雄に集まるというのは何年に何度もあるわけですね。
そして、この画像にもありますが2025年は
日本のアニメの ちいかわ の モニュメントが高雄の港に登場して、
1月下旬から2月16日までの3週間の開催で
約600万人が高雄市に訪れたそうです。

台湾の地図はこのような形で、台北から高雄は新幹線が走っており、
約90分で到着です。
なので、私が台湾に滞在の際には、高雄宿泊で、
AM6:30⇒AM8:00頃 台北駅到着のスケジュールで行けば、
一番早くてAM8:30から台北で打ち合わせが出来ます。
その逆も同じことが言えます。
夜の場合でも21時頃まで仕事をして、それから新幹線に乗り、
23時頃に帰ってくることが可能です。
時間軸でいえば、それだけ身近な存在です。
そして、上述したように高雄国際空港が有るので、
様々な国への直行便もあります。
この図には北海道の新千歳空港が無いですが、
2025年1月から就航しています。
また、高雄市から南方へ目をやると、視野に入る国もあります。
中国大陸はもちろんですが、香港、マレーシア、
タイ、ベトナム、シンガポール などがあります。
日本からシンガポールへ向かう際の中間に位置するのが
ちょうど高雄市かな?と思います。


そして、現在大注目されているのが IT分野 になります。
世界の先端技術の企業が続々と高雄に進出します。

日本のシャープを買収した鴻海は台湾企業です。
熊本に工場を建設したTSMCは台湾企業です。
NVIDIAと鴻海が協力して投資も行います。
亜州新湾区スマート・テクノロジー・イノベーションパークには、
『亜州=アジア』と書かれているので
アジアを代表する都市を構築しています。

鴻海が新たに159億TWD(約780億円)をかけて、
南台湾フラッグシップのオフィスビルを建築するそうです。
高雄市の産業が先端テクノロジー分野に積極的なのがよく分かりますね。
これに伴い、当然人口が増えます。
そして、経済が活発になり、地域がさらに発展します。
ちなみにこの亜州新湾区スマート・テクノロジー・イノベーションパーク
というエリアは私は2014年に初めて高雄市を訪れてから最も身近な
エリアなので、その発展状況などはとてもよく理解しています。
とにかくスピード感を持って取り組んでいる印象が強いです。
北海道千歳市に建設中の後発のラピタス、
これは果たしてグローバルでの競争に勝てるのか!?

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