
ネーミングを考える①
2025年3月28日

今回はブランディングでも新規の事業構想や新規の商品化構想などの時に必要になる
『 ネーミング 』 について掘り下げたいと思います。
もちろんリブランディングに於いての既存事業の見直しの時にも必要に応じて取り入れます。
ネーミングに関しては、同時に考慮が必要となるのが 『 商標登録 』 についてです。
競合の商標登録も調査しながら、これらのネーミングを考案する際のポイントとしては
大きく分けて2つとなります。


ブランディング戦略上に於いて新たなアプローチをかける際には、
②が有効となりますが、そのブランドの背景やストーリー、共感性など
様々なことがしっかり伝わりきらないと なかなか②はうまく進みません。
また、①の場合は独創性には乏しいですが、『 分かりやすさ 』 という部分では、
②と比較して分かりやすくなりますね。
さらにこれに取り組むブランディング自体が自社の事業領域のどの部分を
カバーするのか?既存事業とのシナジーはどうか?切り離すのか?などなど
やはり事業戦略との関連性も非常に密になってくるものと思います。
ネーミング自体の考案については、自社、新規の事業構想や新規の商品化構想などの
テーマや関連するワードなどを様々なワードから幅を広げて検証し、
ネーミング候補の選定を行い、商標登録で競合調査を行いながら、
最終的にネーミングを決定させます。
そして、それらは同時に商標登録の申請を行うと知的財産権の保護の観点からも
ブランディング上は必要と考えます。
上記の②に関しては造語になりますので、商標登録の取得を見込みますが、
①に関しては、『 文字 』 の登録ができなくても ロゴマーク自体の 『 図形 』 の
登録だけでもブランディングを行うにあたっては必要になるかと考えます。

なぜブランディングに於いてネーミングが重要かというと、
『 識別能力を高め、優位性を出すため 』 です。
それでは、また!
株式会社リプロール
代表取締役 山口祐輔