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日々精進ブログ

6月29日(水) 山羊肉のフルコース


どこから書いていいのやら・・時系列を追っての

ブログが良いでしょうかね。


こんなに刺激的過ぎるのは、初めて台湾に訪れた時

に匹敵するほどの刺激が有りすぎます。


しばらく宮古島出張ネタが続きます。


まず、これは先週の月曜日です。


北海道では「ジンギスカン」を食べる習慣が有りますが、

別に昔から北海道に羊が居たとかそういうわけでは

ありません。

国内流通の羊の肉の99%はオーストラリアやニュージーランド

からの輸入ものです。


近年は北海道産サフォーク種の羊が様々な地域で

飼育されるようになり、少しずつ北海道産羊肉というのも

食べる機会が出てきました。

しかし、一般スーパーなどには並ぶことはほぼ無く、

外のお店で食べるという機会に限ってという感じです。


今回は、宮古島山羊(やぎ)流通生産組合さんとお会いし、

宮古島の山羊生産についてや山羊肉を食べる習慣などに

ついて非常に興味深いお話を伺う事が出来ました。


牧場も視察させていただき、山羊さん達とも面会。

はじめまして。


夜は一緒に食事をさせて頂く機会がありました。

生産者直通の山羊肉レストランがこちら。


@くんくりやーがま さん



ここからは人生初の山羊肉レストランのフルコースの

始まりです。




@刺身!!


なんと、山羊肉の刺身です!


ほとんどクセがなく、馬肉に近い味で赤身がとてもしっかり

とした旨味のあるお肉でした。


外側の白いのは皮です。コリコリしてます。


とっても美味しいです!

鮮度がとても良いです。


山羊肉は屠畜後に、ボイル加工が入るようです。


なるほど!!です。

だから、この状態でも食べられるという事です。

もちろん、屠畜から枝肉にするのは専門の食肉

加工場になるので、もちろん安心です。



@握り!!


表面は軽くバーナーで炙ります。

炙りの山羊肉の握りです。


こちらも、また美味。



@焼肉です


こちらは下味が少しついています。




@焼く


クセの無い、生ラムと同じ感じの食感と味わいです。

肉自体が美味しい。




@やぎ汁



続きまして、宮古島で昔からあるやぎ汁です。

やぎと島の人たちとの暮らしを教えてもらう。


なかなか出来ない、貴重な瞬間です。


やぎ汁は少しクセのある。

これがいわゆる昔ながらの山羊肉らしさ、

山羊汁らしさという事になるのかな?

ちなみにこちらのお店の山羊汁は、地元の人からすると

クセの無い山羊汁だそうです。


初めての私も、ジンギスカンの特有なやや強めの

匂いというのと同じ感じかな?と思いました。


山羊汁には「なかみ」と言って、内臓も

一緒に入っています。


その土地の文化や習慣を学ぶことは、

本当に興味深い。



@煮込み料理


とろとろに溶け込んで、とっても美味しいです。


山羊肉は脂身がとても少なく、ヘルシーなお肉です。

このスペアリブは脂身が多めですが、とても美味しいです。



@ステーキ。


ローストビーフならぬ、ローストゴート(山羊)?

のような感じです。

めちゃくちゃ美味しいです。


赤身が多いので、食感がしっかりしています。





ここからは最後の料理。

ベテラン向けの料理です。